敵が来ないのをあてにせず、いつ来てもいいように備えておく
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現代語訳
用兵の原則として、敵が来ないのをあてにせず、いつ来てもいいように備えておく。
敵が攻めてこないのをあてにするのでなく、いつ攻めて来ても迎え撃てるように態勢を整えておく。
原文
故用兵之法、無恃其不來、恃吾有以待也、無恃其不攻、恃吾有所不可攻也、
書き下し
故に用兵の法は、其の来たらざるを恃むこと無く、吾れの以て待つ有ることを恃むなり。
其の攻めざるを恃むこと無く、吾が攻むべからざる所あるを恃むなり。
現代語訳・朗読:左大臣光永