敵が来ないのをあてにせず、いつ来てもいいように備えておく

■【古典・歴史】メールマガジン
■【古典・歴史】YOUTUBEチャンネル

現代語訳

用兵の原則として、敵が来ないのをあてにせず、いつ来てもいいように備えておく。 敵が攻めてこないのをあてにするのでなく、いつ攻めて来ても迎え撃てるように態勢を整えておく。

原文

故用兵之法、無恃其不來、恃吾有以待也、無恃其不攻、恃吾有所不可攻也、

書き下し

故に用兵の法は、其の来たらざるを恃むこと無く、吾れの以て待つ有ることを恃むなり。

其の攻めざるを恃むこと無く、吾が攻むべからざる所あるを恃むなり。

現代語訳・朗読:左大臣光永

■【古典・歴史】メールマガジン
【古典・歴史】YOUTUBEチャンネル